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社会的インパクト・マネジメント研修 2022年9月 オンライン 9/30

2022.08.29
内容
2年半を越える新型コロナウィルスによる影響、半年を越えるウクライナ侵攻などによって、経済的な影響、生活困窮だけでなく、心理的な影響を受けている方も多くいます。
記録的な猛暑や災害のニュースも、気候変動など長期的な環境問題の影響を感じます。
現場で活動くださっているNPO・NGO・市民団体の皆さま、活動を支えている財団・中間組織の皆さまに、心より感謝申し上げます。

多くの団体の方が、社会問題を解決しようと取り組まれています。
それらの活動は、どのように構想され、構築され、実施されているのでしょうか。
それらの活動によって、どのような成果が生み出され、社会へ活かされているのでしょうか。
今行っている活動を、どう見直しし、より的確な活動へ改善していけるのでしょうか。

これらの問いに答えるために、方法論が役立ちます。
本研修では、社会に資する事業を構築・実施するために、事業ステージを大きく4つに分け、社会的インパクトの創出を図っていきます。
主に、受益者へサービスを届けるNPOや事業者における社会的インパクト・マネジメントを中心に、4つのステージにおける基本的な考え方とフレームワークをお伝えします。

1.計画:事業を構想し、対象者を定め、事業のゴールを設定する。
2.実行:対象者へモノ・サービスを届け、成果を生み出す。
3.効果の把握:生み出した成果を把握し、事業を振り返る。
4.報告・活用:成果を報告し、コミュニケーションを図り、次へと活かしていく。

事業や取り組みのPDCAサイクルをしっかりと回していくことで、より現場に適した良い活動になります。
フレームワークを活用することで、団体の本部・スタッフの認識を擦り合わせ、事業の対象者やステークホルダー、資金を提供する財団と円滑にコミュニケーションを図り、共に力を合わせて社会的インパクトを創出することへつながっていきます。

これらの方法論を知ることで、皆さまの活動がより力強く前進し、対象者の方へ活動が届くことを願っています。

※本研修は、SIMI(社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ)が発行したガイドラインを参考にしています。

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本研修は、今回で20回目の開催となりました。
これまでに国内・海外から249名の方が受講しています。
2022年9月もオンラインにて開催し、3日間に分けて講義・ワークを組み合わせ、学びを深めていきます。
ご参加いただく皆さまの事業について、ロジックモデルと指標の設定にもチャレンジいただきます。
研修後は、修了生コミュニティにて情報交換や交流の場をご活用いただき、社会的インパクト・マネジメントの実践につなげていただければと願っています。

皆さまのご参加をお待ちしています。


★☆★ 研修内容 ★☆★

■日時(3時間×3日間)
1日目:9月 26日(月)10:00〜13:00
2日目:  30日(金)10:00〜13:00
3日目:10月 5日(水)10:00〜13:00
※3日間のご参加が難しい方は、録画にて学んでいただくことができます。


■基礎コース研修概要
〇社会的インパクト・マネジメント概要
〇第1ステージ:計画
 (1)情報収集・リサーチ:現状とニーズを把握する【ステークホルダーマップ】【システムマップ】
 (2)課題の特定と目的設定:課題を取り巻くシステムを理解し、セオリーを構築する【イシューツリー】【セオリーオブチェンジ】
 (3)計画策定:事業を進める活動を計画する【ロジックモデル】【指標・ゴール設定】
〇第2ステージ:実行 - 事業の実施、プロセスのモニタリング
〇第3ステージ:効果の把握 - アウトカム(成果)の把握と検証
〇第4ステージ:報告・発信 - ステークホルダー・コミュニケーション
〇重要な要素:組織文化・ガバナンス
※ケース事例を用いて、フレームワークの使い方を実践ワークにて学びます。
※研修期間中に、自団体の事業のロジックモデルと指標を設定することにも取り組んでいただきます。


■こんな方にオススメ!
・社会的インパクトを生み出したい方、社会課題の解決を図りたい方
・社会的インパクト評価、指標の設定方法を学びたい方
・ロジックモデル、セオリーオブチェンジなどフレームワークを使えるようになりたい方
・非営利活動の方法論を体系的に学びたい方
・NPOの経営者・マネジャー・現場スタッフ、財団のプログラムオフィサー、中間支援・伴走支援者、ファンドレイザー、社会的インパクト投資家の方など


■開催方法:オンライン(Zoom)
※Zoomへのアクセス環境は各自ご準備をお願いします。
※研修資料・ケース・ZoomURLを、2日前までに登録いただいたメールアドレスへお送りします。
※ワーク形式にて進めるため、ビデオをオンにしてご参加ください。
※後日、レコーディングした録画を共有します(期間限定)


■参加費:30,000円
※同一の団体から複数名がご参加の場合、2人目以降5000円割引となります。団体内にて活用するために複数名でのご受講を推奨しています。
※3日間のご参加が難しい方は、録画にて学んでいただくことができます。
※4名以上のご参加をご希望の場合は、お手数ですが人数確認のため下記連絡先よりお問い合わせくださいませ。


■定員:20名(最小催行人数:8名)


■ナビゲーター(講師)
◆土屋 一登
眞山舎代表 / 認定ファンドレイザー
南カリフォルニア大学政治学部卒。帰国後は、岩手県の被災地復興支援を行うNPOや国際人権NGOでのインターンを経て、特定非営利活動法人ヒューマンライツ・ナウに入職。イベントの企画運営や法人営業を担当。その後、特定非営利活動法人カタリバにてインターネットを活用した人材募集や寄付者募集業務に従事。2021年1月に個人事業主として独立し、眞山舎を創業。NPOのファンドレイジングを中心に伴走支援や研修を行っている。その他、東京都内の中間支援組織や私設美術館に役員として関わっている。

◆岩崎 努
株式会社ノット 代表取締役 / 日本ファンドレイジング協会 社会的インパクトセンターフェロー
神奈川大学卒。民間企業の情報システム部門においてIT統制評価、内部監査業務に従事。NPOでのボランティア経験を通じて非営利組織の活動に関心を持つようになりファンドレイザーとして活動を開始。2019年に株式会社ノットを設立し、NPO等のファンドレイジング支援、休眠預金等活用事業の評価支援、公共施設の第三者評価などを行っている。認定評価士、准認定ファンドレイザー。

◆土岐 三輪
一般社団法人インパクト・マネジメント・ラボ アソシエイト・共同代表
ITコンサルタント、環境・CSRコンサルタントとして勤務。NPOにて東日本大震災の被災地における経済復興支援事業に1年半、バングラデシュの農村における女性の収入創出事業に3年間従事。社会的インパクト投資NPO、社会起業家支援NPOを経て、2019年6月よりソーシャルフリーランス。社会的インパクト・マネジメントを軸に、NPOの伴走支援、SDGsコンサルタント、ソーシャル分野の事業開発を手掛ける。2021年6月より現職。




■参加者の声より抜粋
〇「人数が少ないこともあり、教えてくださる方や他の受講者との距離が近かった。内容は盛りだくさんであり、まだまだ復習や関連情報の習得も必要であるが、新しい考え方を学べたし、研修後のお茶会も有意義だった。」

〇「社会的インパクト・マネジメントの全体像、流れ、具体例を構造的に学ぶことができたので、実践に活用できるイメージが湧きました。」

〇「オンラインでも中身が満載で、学ぶところが多かったので、実施されていた内容についてはとても満足です。教材も充実していますし、動画で都合のいい時間に学習できる環境も安心感がありました。」
開催期間
2022.09.30 ~ 2022.09.30
時間
10:00 ~ 13:00
主催団体
担当者名
一般社団法人インパクト・マネジメント・ラボ 土岐三輪
電話番号
FAX
メール
toki.miwa.tokyo@gmail.com
URL
登録団体
管理者
会場
オンライン(zoom)
開催地域
上越、中越、下越、佐渡、県外
ファイル

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