非営利組織評価センターでは、毎週月曜日に開催していた少人数のサロン形式のセミナーを8月は曜日や時間帯を変えて開催します。サロンは、組織運営のヒントを見つけていただくための無料の講座です。全国どこからでも気軽に参加できるオンライン（Zoom）開催です。

みなさん、団体の組織運営を振り返る機会はありますか？
このサロンでは、組織運営を振り返る手法として、当センターのグッドガバナンス認証の27の評価基準をご紹介します。この評価基準は、団体の信頼性を高め、持続的な団体運営を行っていくために必要なことをまとめたものです。少人数によるサロン形式ですので、参加者のみなさんと一緒にディスカッションをしながら、評価基準をもとに団体の組織運営について考えていきます。また、それぞれの団体の組織運営を振り返る機会となります。

グッドガバナンス認証の評価基準では、①事業運営のプロセス、②ステークホルダーとの関係性、③団体の社会的責任、④ガバナンスと自立性という4つの観点からNPOの組織運営を評価しています。団体を持続的に運営していくポイントであり、それらを意識し実践していくことが団体の信頼性を高めていきます。

サロンのナビゲーターは、当センターの業務執行理事で、日本財団CANPANプロジェクトの担当を含め10年以上に渡ってNPOのマネジメント支援に携わってきた山田泰久が務めます。

「あらためて組織運営を振り返りたい」「そのためのツールを知りたい」と考えているNPO関係者のご参加をお待ちしています。また、当センターのグッドガバナンス認証について詳しく知りたいという方もぜひご参加ください。NPO支援を行っている中間支援組織の方のご参加も歓迎しています。JCNEマンデーサロンで、ぜひ、組織運営のヒントを見つけてください。


対　象：主にNPO法人、一般社団法人、一般財団法人の役職員
NPO支援を行っている中間支援組織、自治体の関係者など
定　員：各回6名
参加費：無料（要事前申し込み）


＜内容＞
少人数のサロン形式で講義＆質疑応答
１．ミッション・ビジョン達成のためのガバナンス
２．団体の持続性と信頼性を高めるための組織運営
グッドガバナンス認証の評価基準に基づき、組織運営のポイントを解説します。
①事業運営のプロセス
②ステークホルダーとの関係性
③団体の社会的責任
④ガバナンスと自立性
組織評価を活用してガバナンスの改善や組織基盤強化を行う方法を説明します。
３．グッドガバナンス認証制度の概要
【グッドガバナンス認証の評価基準（アドバンス評価）】
https://jcne.or.jp/data/gg-mondaysalon.pdf

＜過去にご参加いただいたみなさまのコメント（アンケートからの抜粋）＞
◎プレゼンがとてもわかりやすく、NPO経営にとって必要なことが再認識できました。
ミッションにむかって突き進むだけでなく、きちんと組織のことやガバナンスを振り返る時間が定期的な必要だと思っていますので、その良い機会になりました。
◎大変わかりやすくご説明いただきありがとうございました。
サロンに参加することが自団体の状況を振り返る機会ともなり、課題も見えてきました。
◎グッドガバナンス認証を取得することで、信頼性、持続性をアピールできるようになりたいと思います。
そうした点で、本日のサロンでのお話は、いろいろな気づきにもつながりました。

＜グッドガバナンス認証とは＞
JCNEの独自の評価基準に基づき、専門の評価員が団体を訪問し、ヒアリングや書類確認によって組織運営の状況を評価しています。その評価結果をもとに、非営利組織の中でも組織運営やガバナンスが一定水準以上のレベルの団体を認証しています。グッドガバナンス認証団体は外からは見えにくい組織内部の状況を第三者機関に開示して、信頼性・透明性の向上に努めている団体です。また、課題がある場合も見直し、改善をしていく姿勢や意欲のある団体でもあります。寄付をしたい、ボランティアとして参加したいという市民や企業の方が、期待をかけて支援ができる団体として紹介しているのが「グッドガバナンス認証団体」です。
https://jcne.or.jp/evaluation/good_governance/

＜ナビゲーター／プロフィール＞
山田泰久
一般財団法人非営利組織評価センター　業務執行理事
1996年、日本財団に入会。2009年から公益コミュニティサイト「CANPAN」の担当になり、ＮＰＯ×情報発信、助成金、IT活用、寄付をテーマに様々なNPO支援の活動に取り組む。
2016年4月、（一財）非営利組織評価センター（JCNE）の設立とともに業務執行理事に就任し、非営利組織の組織評価・認証制度の普及にも取り組んでいる。


※詳細はWEBサイトをご覧ください。