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子どもの権利を学ぶ勉強会【日本の子どもの貧困 〜緊急食料支援活動の現場から 見えた困窮子育て家庭のリアル〜】

2022.12.19
内容
「児童の権利に関する条約(英語:United Nations Convention on the Rights of the Child)」は、児童(18歳未満の者)の権利について定める国際条約で、通称「子どもの権利条約」と呼ばれています。この条約は1989年(平成元年)11月20日に第44回国連総会において採択され、日本は1990年(平成2年)9月21日にこの条約に署名し、1994年(平成6年)4月22日に批准を行いました。私たち有志メンバーは、この条約について学び理解する機会を増やしたいと考え、不定期ですが勉強会を開催しています。

2022年の最後の開催となる12月の勉強会のテーマは「日本の子どもの貧困〜緊急食料支援活動の現場から見えた困窮子育て家庭のリアル〜」です。今回は、「内閣府子供の貧困対策に関する有識者会議」などでも構成メンバーとして活躍されている、日本の「子どもの貧困」問題に取り組む第一人者、NPO法人キッズドアの理事長の渡辺由美子さんをゲストにお招きし、コロナ禍で実施されている緊急食糧支援活動の現場から見えた困窮子育て家庭のリアルについて、お話しいただきます。

NPO法人キッズドアは、2009年設⽴以来、⽇本の⼦どもの貧困課題の解決に取り組んでおり、困窮家庭の⼩学⽣〜⾼校⽣・⾼校を中退した若者を対象に、無料学習会や、勉強とともに⾷事等の⽣活⽀援も⾏う居場所型学習会を、東京とその近郊、及び宮城で展開して来ました。またキッズドアでは、コロナ禍によってさらに苦しい状況となってしまった困窮子育て家庭を支援することを目的に、より根源的な支援活動を行うため、全国の困窮子育て家庭を対象に、困窮から抜け出すための物資・情報・就労支援、ファミリーサポート事業を行っています。

キッズドアに登録している困窮子育て家庭の世帯所得は「200万円未満」が約6割、「300万円未満」で約9割を占めているとのこと。この世帯はこの3年間、新型コロナウイルスの感染拡大とその対策により、経済的に余裕のある世帯よりもずっと大きなダメージを受けてきたわけですが、ポストコロナに向けた世界各国の金融引き締めが引き起こしたここ最近の物価上昇は、これらの家庭の家計にさらに追い討ちをかけるかのように困難を強いています。

この日本社会において、食費や子どもの学びの費用ですら削らなくてはいけない家庭があることを私たちは知らなくてはいけません。すべての子どもに平等に機会が与えられる日本社会を創るために私たち一人一人に何ができるのか、渡辺さんと一緒に考えてみましょう。

※参加費は無料ですが、任意で参加費代わりに渡辺さんが関わるNPOへのご寄付をお願いいたします。
<緊急食料支援>子どもたちに年末年始の食卓を https://congrant.com/project/kidsdoor/5627

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日時:2022年12月20日(火)19:30〜21:00(開場19:20)
場所:Zoomを使ってのオンラインミーティング
内容:「日本の子どもの貧困〜緊急食料支援活動の現場から見えた困窮子育て家庭のリアル〜」  
19:20〜 ミーティングルームに入室いただけます。  
19:30-19:35…主催者からの挨拶  
19:35-20:25…「日本の子どもの貧困という課題」(渡辺由美子さん)  
20:25-20:50…質疑応答とディスカッション
20:50-21:00…主催者によるまとめと挨拶 ※参加者人数等により、多少の変更をする場合があります。
形式:講師による講義と質疑応答
講師:渡辺由美子さん
参加対象:子どもの権利に関心ある人はどなたでも
定員:50名
*同じ場所から複数人で参加される場合(例:お子様と一緒に参加されるなど)は、代表者の方お一人のみの申込で問題ありません。
申込方法:Peatixからお申込みください。
参加費:無料
※参加費は無料ですが任意でご寄付をお願いしています。
<緊急食料支援>子どもたちに年末年始の食卓を https://congrant.com/project/kidsdoor/5627
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<講師プロフィール>
◆渡辺由美子(わたなべゆみこ) NPO法人キッズドア・理事⻑
千葉大学工学部出身。大手百貨店、出版社を経て、フリーランスのマーケティングプランナーとして活躍した後、2000年から2001年にかけて、家族でイギリスに移住し、「社会全体で子どもを育てる」ことを体験する。日本に帰国後、準備期間を経て、2007年任意団体キッズドアを立ち上げ、2009年に特定非営利活動法人キッズドアを設立。「親の収入格差のせいで教育格差が生じてはならない!」との思いから、経済的に困難な子どもたちが無理なく進学できるよう、日本の全ての子どもが夢と希望を持てる社会を目指し、子どもの貧困問題解決に向けて活動を広げている。 著書に「子どもの貧困 未来へつなぐためにできること(水曜社)」がある。
・「内閣府子供の貧困対策に関する有識者会議」構成員
・「子供の未来応援国民運動」発起人
・厚生労働省「生活困窮者自立支援のあり方等に関する論点整理のための検討会」構成員
・全国子どもの貧困・教育支援団体協議会 副代表幹事
開催期間
2022.12.20 ~ 2022.12.20
時間
19:30 ~ 21:00
主催団体
子どもの権利を学ぶ会
担当者名
電話番号
FAX
メール
URL
登録団体
管理者
会場
オンライン(zoom)
開催地域
上越、中越、下越、佐渡、県外
ファイル

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